大海を泳ぐ

メンヘラを気取るオタクをしています

リアコという地獄と苦しくて仕方ない話

 

   とても久しぶりに記事を書きます。当ブログが1年を迎えたそうです。ありがとうございます。どこにURLを貼っているわけでもないのにたくさんの方がブログを見てくださっていて、改めてネットというのはすごいなあと感じています(小並感)。大して面白い記事は書けませんがいち若手俳優のオタクとして暇つぶしに丁度良い記事を書いていけるよう頑張りたいと思います。

 

 

mium0.hatenablog.com

    さてさてこれ、わたしがこのブログを始めて1番最初に書いた記事です。内容はずばり同担拒否について、でした。このときのわたしは自分よりカースト上位の同担が無理という同担拒否α型だったんですよね。

 

mium0.hatenablog.com

    そしてこれ。今の推しに出会ったとき。「りあこ」というピンク色のきらきらどろどろした檻の中に捕らわれて、推しに出会った楽しい!と喚いています。りあこは地獄だとか同厨が気になるとか書いてるけれど、このときは彼に一直線で周りなんて見えてないので今思えば大した地獄にいるわけでも何でもない。

早くりあこの地獄を抜け出して楽しい若手厨ライフを楽しみたいな!おわり!

    これが、記事の締めとして書かれていた。さて。今のわたしはというとこのときとは比べものにならないほどの「りあこ」を拗らせている。今のわたしは同担拒否α型でもβでもγでもδでもなく、単なる同担拒否りあこ型である。

   もう上も下も関係ない。“わたしと同じ彼が好きである人”がもうみんな駄目になった。見ているだけで腹が立つし気が狂いそうになるし、気持ち悪くなる。まさに病ですね。
   自分でも何があって拍車がかかったのかは未だによくわかっていません。気が付いたらごろごろ転がり落ちてこの状態まで来ていた。気が狂いそう、と言いましたが正直なところもう既に気は狂ってます。

   先日推しが少し大きな舞台に出た。ここ最近の仕事では1,2を争う大きな仕事だったんじゃないかなと思う。ただでさえ「大きな舞台=たくさんの人の目に触れる」という恐怖があってビクビクしていたのに、これがまた良い役だったんですよ…。見た目だけでもかっこよくて目を引くのにまた役もかっこよくてかっこよくて…。チケット取引した人にも「すごいかっこいいですよね〜」とか言われちゃうんですよ?!あははですよねありがとうございます〜とわたしは生返事…。わたしは舞台を観ながら、「こんなにかっこいい役をやらされてオタクが増えない訳がない」とおいおい泣きました。
   そして実際オタクは増えた。今まで見たことないアカウントが推しにリプを送っている。恐れていた事態だった。大きな舞台に出てたくさんの人の目に触れて、オタクが増える。“わたしと同じ彼を好きである人”が増えていた。わたしはいつも目を白黒させながら彼へのリプを眺めている。わたしのリプは埋もれていた。いつも見てるよって言ってくれたけどもう見てくれていないかもしれない、とわたしはおろおろしている。…まあ心底彼が好きなのでリプを見てくれているという彼の言葉を鵜呑みにして信じてますけど、元々見てないっていう可能性もあるよ。

 

   匿名で書いてるブログなので思ってることぶっちゃけますが、正直に言うと、わたしは彼に売れてほしいとは思っていません。いや、こうやって言うと語弊があるんですけど…。厳密に言うと「今くらいのままの人気でいてほしい」って思ってる。細かいことを言うとキリがなくて、人気のある役をやらないでほしいとか映像には行かないでほしいとかそんな類のことで。

plus14.hateblo.jp

   めりいさんのブログがとても好きでいつも拝見しているのですが、こちらの記事にはただただ頷くしかありませんでした…。

   本当はファンなら売れてほしい、大きくなってほしいと応援するのが筋だとは思う。頭では理解しているのに、気持ちはまったくついていかない。
   今の推しは「接触やります」と言ってもせいぜい60そこそこくらいのキャパが埋まる程度だ。彼は二次元からやってきたちょっとやばめなオタクをたくさん飼っていて、俳優厨のカテゴリーに属するオタクは少ない。そしてわたしはそんな彼にリアルに恋している。自分でも悲しくなるくらい、彼のことが好きだ。馬鹿みたいだと思う。舞台を観て泣いてリプを見て泣いて心底惨めだなあと情けなくなる。リアルに恋しているから、ただただ、今くらいの人気のままでいてほしいと願っているのだ。今でさえこの間の舞台でオタクが増えたのに、突然大きな2.5次元ミュージカルの良い感じの役に大抜擢されたらどうしようと本気で悩んでいる。「オタクが増える=彼を好きな人が増える」。考えただけでゾッとした。

   ここまでだらだらと書き綴ったのでこの際すべて書き散らしますが、ここまで彼が好きで好きでたまらなくても俳優としての彼にオタクとしてのわたしを認めてほしいだけで、人としての彼と人としてのわたしでどうこうなりたいわけじゃなかった。この間の舞台で彼がかっこよさを爆発させているのを見たわたしは友だち(ジャニヲタ)に嘆きのラインを送ったんですけど、「結局推しとどうなりたいの?」と聞かれた答えが上記の通りである。彼のオタク、彼のファンとして満足したいだけ。そう考えたらリアルに恋する気持ちよりも承認欲求の方が強いのかもしれない。りあこってやっぱり多種多様というか十人十色と言いますか。

 

boomerang.hateblo.jp

   丁度記事を書いているタイミングでこちらの記事を読みました。これはすげぇ…。わたしは完全に「その他」に属する「付き合いたいわけでないが特別なおたくでいたい」タイプです。でもワンチャン転がっていたら間違いなく拾いますけどね。ごにょごにょごにょ…。りあこにも様々な種類があるということを改めて思いました。ちなみにわたしはファッションリアコが嫌いです。こちとらそんなに気軽に纏ってないよ!!!生きるのが辛くなるくらいなのにね。
   この間の舞台、わたしは本当に精神状態が安定しなくて何回も何回も死ぬ死ぬ詐欺をし周りに多大な迷惑をかけました…。前の本命のときも舞台期間中は「まじ病む…」とか口癖のように言ってたし実際通ってる最中は苦しかったんだけど、今考えたら何甘いこと言ってんだテメェ!って感じですね。舞台が終わったのでだいぶ安定しました。ただ、りあこという地獄にいる以上は永遠にこのままなんだろう。りあこは地獄りあこは地獄と呪文のように唱えながら彼のことが好きだとわたしはまたおいおい泣くのだ。考えただけで悲しくなる。自分のエゴイズムを彼に押し付けてばかりだ。

 

   そういえば余談ですが。わたしは始めから「リアルに恋してる〜!好き好き大好き〜!」って状態から今の推しを好きになったのでそもそもって感じなんですけど、わたしが改めてリアコだと自覚したのは先日接触でまったくと言っていいほど彼と上手くコミュニケーションが取れなかったことだった。初めての接触のときはここまで拗らせてなかったので推しに喋る隙を与えないくらいくだらない話をベラベラとしたくせに、ほんとに何も言えなくて去り際に何とかお礼を言って頑張って手を振ったレベルだ。それでも彼は優しく対応してくれるんだけどね。色々といたたまれなくなった。そして恥ずかしかった。さらに言うと他の俳優とは馬鹿みたいにベラベラ喋りました…。恥ずかしかったです、大事なところなので2回書いておきますね。

 

   いつまでこの地獄に滞在するかはわかりませんが、やっぱり早く抜け出して楽しい若手厨ライフを楽しみたいな!